趣味を楽しめる空間をつくるコツ

自分の趣味の空間を作ろう!

注文住宅を建てる際は、家族のことを優先することも欠かせませんが、自分の趣味の部屋が作れないかを検討してみるのもおすすめです。例え少しのスペースであっても、自分の愛するものを楽しめる空間があることは、日々のうるおいとなるでしょう。子ども部屋やリビングスペースの確保を優先すると、そんな間取りに余裕はないと断念する前に、デッドスペースなどが活用できないか検討してみることが大切です。例えば、昔から買い集めている本や漫画などの置き場所は、廊下などの共用スペースが利用できるかもしれません。釣りやキャンプなどのかさばるものがある場合は、屋外に小さなロッカーを設置するだけでも全く変わってきます。後になって「やっぱり作っておけばよかった」とならないようにしたいですね。

趣味がどういうものかを明確に!

より具体的に間取りを検討してみましょう。趣味のスペースを有効活用するためには、まず、どういうスペースが必要であるかをよく考えることが大切です。先の例のように、必要なのは本棚なのかロッカーなのかによって間取りが大きく変わります。また、例えばプラモデル作成といった「趣味をする時に人に邪魔されないスペース」がいるのか、あるいは「外で趣味の時間を過ごして、家の中では手入れや保管がメイン」という場合でも全く違ってきます。荷物の出し入れや趣味の時間の動線などを考慮できると、実際に取り組み始めた時のストレスも減らせることでしょう。特に子育て中の場合などは子どもたちが巣立った後、趣味の時間を過ごす人は少なくないので、そういった時間を確保できる自分のお城のようなスペースは大切です。