コンクリート造りの家の特性

耐久性の高さがコンクリートの強み

コンクリート造りの家の特性として挙げられるのが耐久性の高さです。定期的なメンテナンスを行っていれば何十年も住めるほどの丈夫な構造になっているのがコンクリート造りの良いポイントでしょう。日本の場合は台風や地震、水害などの自然災害が発生しやすい傾向にあります。コンクリート作りの家を選択していれば、これらの自然災害が発生した場合にも家が壊れにくいという利点があります。コンクリートは「不燃材料」という枠組みの中に存在している素材です。「不燃材料」ということは燃えにくい素材だと言えます。そのためコンクリートを使って作られた家は木造住宅よりも耐火性が高いというメリットも得られます。火災が発生した場合にも被害が小さくて済む可能性もあります。

自由度が高いのもコンクリート造りの特徴

コンクリートは形状の自由度が高いという特性を持っています。そのため奇抜なデザインの住宅も建設しやすいでしょう。コンクリートは素材をそのまま活用した「打ちっぱなし建築」といったデザイン手法を取り入れることもできます。この打ちっぱなし建築はコンクリート特有のオシャレなデザインに仕上げられるので、住宅だけでなく他の建造物にも利用されています。コンクリートは防音性にも優れているので、室内の音が外に漏れてしまうことを気にしてしまう人にも使いやすい素材だと考えられます。音楽室やシアタールームのような部屋を作りたい人にはコンクリート造りの家がピッタリでしょう。雨漏りもしにくい素材なので屋上を作りやすいのもコンクリートの魅力です。